いわき中央署は6日午後3時31分、いわき市平字作町一丁目、NHK福島放送局いわき支局記者の男(58)を、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。逮捕容疑によると、男は同2時15分ごろ、同市平豊間の県道豊間・四倉線で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑い。
同署によると、男は県道を南進していたところ、対向車線にはみだし、向かってきた普通乗用車と接触する事故を起こした。男が自ら110番通報し、駆け付けた署員によって、酒気帯び運転が分かった。呼気からは、基準値(1l当たり0・15mg)の2倍以上のアルコールが検出されたという。けが人はなかった。
調べに対し、男は「海水浴でお酒を飲んだ帰りだった」などと供述しており、容疑を認めている。事故当時、男は1人で、仕事は休みだった。
NHKによると、男は1992(平成4)年入局。いわき支局には、今年7月に2度目の着任をしたばかりだった。同局は男の逮捕を受け、「職員が逮捕されたことは遺憾です。事実関係を確認し、厳正に対処します」とコメントしている。
(本紙では実名報道しています)
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