きょう8日は二十四節季の「立秋」。暦の上では秋の始まりとされるが、いわき市山田町では2日から6日連続で真夏日を記録するなど、厳しい暑さが続いている。
うだるような暑さの中、いわき市を代表する秋の味覚「サンシャインいわき梨」がたわわに実り、平赤井の観光梨園「マルウチ誓子梨園」では、みずみずしくシャキシャキとした「幸水」の収穫が始まった。
収穫した梨は、約50アールの農園わきの直売所で販売。店主の宮内壽雄さん(92)によると、今季は5月から晴天が続いた影響で花付きが早く、〝玉のり〟は十分とは言えないが、甘さは例年以上。太鼓判を押しながら「市民の方々に季節の味を楽しんでほしい」。幸水は今月いっぱいまでで、来月からは果汁を多く含んだ甘酸っぱい「豊水」に代わるという。
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