内堀知事は9日、大雨の被害を受けたいわき市を訪れ、いずれも浸水した内郷内町のマルト内郷店、内郷宮町の内郷二中体育館を視察した。内田市長が同席した。
内堀知事は視察後に取材に応じ、「内郷地区を真っ先に視察し、甚大な被害と理解した。住民の方たちと話をしたが、夜間急に増水し、対応できなかったと聞き、この地区の治水に不安を持っていると実感した。市のほうでも一定の対策をしているが、県も市、国と相談・連携して、内郷地区の治水に対応していきたい」と語った。
また内郷内町水之出での高齢男性が死亡した側溝も訪問したと明かし、「お悔みの思いを込めて手を合わせてきた。不慮のことで人命を落とさないように対策したい」と述べた。
内田市長は「災害救助法が適用になったのはありがたい」と謝意を示した上で、県と連携を図っていくとした。
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