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あす東日本台風上陸4年 夏井川・好間川の復旧工事 伐採や土砂搬出続く

 いわき市に甚大な被害をもたらした「令和元年東日本台風」(2019年台風19号)は、あす12日で上陸から4年を迎える。市内では19年10月12日夜から13日未明にかけて、夏井川や好間川、鮫川の計10カ所が決壊し、市によると、死者15人(直接死8人・関連死6人・救助中の事故死1人)、住宅被害5109棟、公共施設や農地などに計234億991万1千円の被害が生じた。いわき市は今年9月に再び豪雨に見舞われ、水害に対する備えの重要性を改めて認識させられた。
 東日本台風で決壊や氾濫した2級河川に関しては、2019年度から復旧工工事が始まり、夏井川と好間川を除いて、今年3月までに完了した。夏井川は小川町高萩、同町三島、同町関場字川原、平中平窪戸川原、平下平窪中島町、平下平窪字大念仏、平下平窪字四左エ門内、平鯨岡字表門の計8カ所、好間川は好間町今新田、鮫川は遠野町滝で決壊した。また夏井川、新川、宮川、鮫川の計10カ所で越水が確認されている。いわき市の浸水面積は約1275ha。平下平窪の平浄水場が水没し、平地区をはじめ約4万5400戸で断水も起きた。
 県いわき建設事務所は10日、最新の「改良復旧事業パンフレット」を公表した。夏井川は平南白土の新川合流点から、小川町上小川の両郡橋までの14・9km、好間川は平中塩の夏井川合流点から、好間町北好間の新町田橋から上流1kmまでの6・6kmを対象に、復旧工事を展開している。
 除草・立ち木の伐採は夏井川が約72・4ha、好間川が約3・0ha行われた。河川土砂のうち、夏井川は約180立方mの搬出を済ませており、最終的には約278立方mを予定している。好間川は約16・7立方mを運び終えており、約23・8万立方mまで進める計画となっている。同事務所によると、来年3月までに全体延長の8割で、東日本台風と同じ規模の増水に対応できる見込み。
 復旧工事の進ちょくとしては、来年3月までの完了を目指していたが、河川内の掘削工事や、さらなる堤防強化を図る舗装工事、住環境に配慮したダンプトラック運用、用地取得の課題もあるため、2年伸びて、2026年3月までを目標としている。
 残り2割に対しては完成までの間、洪水時の対応として、大型土のうの設置などで、氾濫防止に努めていく。河川改修に関連して、小川町下小川の広畑橋の架け替えが、2028年3月までかかるとしている。

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