ニュース
18日にイルミエールいわき開幕 今年は市内7カ所が柔らかな光に包まれる
市内各地をイルミネーションで彩る「第3回イルミエールいわき」は18日、いわき駅前大通りをメインに開幕する。いわき青年会議所(JC)主催、いわき民報社などの後援。本年度も市内各地区の団体と一緒に取り組み、昨年度より2カ所多い計7カ所でイルミネーションが繰り広げられ、柔らかな光が冬のいわきを包み込む。
いわき駅前のイルミネーションは2012(平成24)年、双葉郡富岡町・夜の森の桜並木を模して、「いわき光のさくらまつり」と銘打った事業にさかのぼる。東日本大震災・東京電力福島第一原発事故からの復興を願い、毎年冬の風物詩として親しまれてきた。
震災10年を節目に、2021(令和3)年11月から「イルミエールいわき」と名称を改めた。ちょうどコロナ禍の時期と重なり、地域ににぎわいを取り戻す思いも込められ、イルミネーションを市内各地に拡大した。
本年度はいわき駅前大通り、いわき平競輪場、内郷・新川沿い並木、湯本駅前、小名浜アクアマリンパーク、泉駅前、東田中央公園(勿来光のページェント)で実施される。メインのいわき駅大通りでは18日午後5時半から、点灯セレモニーが開催される。内郷・新川沿い並木、湯本駅前、小名浜アクアマリンパーク、泉駅前も同時点灯する。
点灯セレモニーに合わせ、いわき駅前のペデストリアンデッキでは同日午後4時から8時まで、「光と食の祭典 Winter Festival」も併催される。ステージイベントとして、午後4時から平商業高フラダンス愛好会と、同6時20分から磐城高吹奏楽部が、セレモニーに花を添える。
歩道の有効活用が可能となる制度として、19日までいわき駅前大通りで展開中の「歩行者利便増進道路(ほこみち)」の社会実験とも連携し、イルみちと題し、同通り沿いに7カ所の飲食ブースが設けられる。いわき駅前広場やタクシープールでも、福島高専によるワークショップ、小名浜海星高とマルトのコラボ商品販売、キッチンカーの出店等が予定されている。
本番に先立ち、いわきJCの高橋大吾理事長、イルミエールを担当する地域連携委員会の栗林美沙委員長らは、内田市長に本年度の取り組みを紹介し、イルミネーションで街を盛り上げる決意を示した。詳しくは<こちら>まで。