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本格的な冬の到来に向けて 磐城国道事務所 除雪車出動式行う
本格的な冬の到来に向け、冬道の安全や円滑な交通の確保、除雪作業を願うため、磐城国道事務所(原田洋平所長)の除雪車出動式が14日、三和町合戸の同事務所三和建設機械格納庫構内で行われた。
いわき地方は比較的温暖な気候だが、山間部では降雪や路面凍結がみられ、昨年度は1月に寒波が到来、2月には南岸低気圧による大雪に見舞われている。気象庁はこの冬、暖冬傾向を予想しているが、同事務所では国道6、49号の約85kmを管轄しており、備えを万全にするために凍結抑制剤散布車5台と除雪グレーダ3台を出動し、路面管理に努める方針だ。
式には同事務所職員をはじめ関係者約50人が出席し、一之矢神社(内郷御台境)の大榊直行宮司の神事を受けて安全を祈願。原田所長が「路面や気象状況を適宜把握し、効率的効果的な除雪作業に取り組んでいただきたい」と呼び掛け、いわき中央署の羽根田忍地域交通官、内郷消防署三和分遣所の吉田博文所長があいさつした。
引き続き、山木工業(平谷川瀬)の橋本英樹現場代理人が安全宣言を読み上げ、三和保育所(永山久美子所長)の年長児4人が「安全第一、健康第一、笑顔でお仕事頑張ってください」と激励。同社と常磐開発(常磐湯本町)の作業員たちに除雪車の鍵のレプリカを引き渡すと早速、散布車1台が出動した。