市議会6月定例会は12日、一般質問を終えた。紙面から最終日の主な市の答弁を紹介する。
<アライグマの発生増加を巡る捕獲報奨金交付制度>
蛭田裕一生活環境部長 当該制度は2024(令和6)年度に創設し、初年度は予定捕獲頭数を100頭としていたが、予想を大幅に上回る469頭が捕獲された。
このため本年度は予定捕獲頭数を500頭に拡大して事業を実施している。アライグマの捕獲は市から許可を取得し、自宅などに箱罠を設置することが一般的な方法で、市では使用方法を説明した上で無料で貸し出している。
<市役所への生理用品設置について>
佐竹望総務部長 本市では未実施だが、すでに一部の自治体や、市内の民間商業施設などで行われており、さまざまな手法が取られている。このため本庁舎・支所庁舎への設置についても、先行事例の情報収集とともに、モデル的に施行することを検討したい。
<スクールバスに4㌔未満に国の補助がないならば、市独自の支援があっても良いのでは>
赤津俊一教育部長 学校再編に伴う通学支援に加え、再編によらずとも路線バスを利用して遠距離通学する児童・生徒には、通学定期代等の一部を補助している。
引き続き適切な支援のあり方を考えるとともに、交通政策対策チームとの連携を図って、児童に寄り添った対応ができないかを検討したい。
<市選挙管理委員会では、公選法違反や違反と思われる事象をどう把握しているか。また市議を巡って公選法違反を指摘する報道がされた件をどう考えているか>
飯間香保子選挙管理委員会委員長 選管に寄せられる市民からの問い合わせやマスコミの報道、さらには政治活動用看板などの現地確認で違反等を把握している。
さらに法に抵触すると思われるような事案に対しては、警察とより一層連携を密にしながら、適切に対応していきたい。
(資料写真:いわき市議会)
ニュース
いわき市議会6月定例会 一般質問最終日の答弁 アライグマ捕獲、公選法など
