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アクアマリン 屋外展示が「わくわく・はじまりの森」にリニューアル 7月12日
ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」は7月12日、今年7月の開館25周年に合わせ、屋外展示エリアのわくわく里山・縄文の里をリニューアルし、新たに里山の自然を体験できる「わくわく・はじまりの森」としてオープンする。
既存の屋外自然体験エリアも名称を変更し、淡水ビオトープのBIOBIOかっぱの里は「びおびお・つながりの里」、世界最大規模のタッチプールの蛇の目ビーチは「じゃぶじゃぶ・めぐりの海」と命名された。同館が12日に発表した。
同館では4月から5月にかけて、3カ所の屋外展示エリアの新名称を募集。7つの候補から一つを選んでもらい、総票数270票のうち、「はじまりの森」「つながりの里」「めぐりの海」が最多の107票を獲得した。
また「わくわくの山」「びおびおの里」「じゃぶじゃぶの海」が57票、「WAKUWAKU里山」「BIOBIOかっぱの里」「JANOMEビーチ」が43票と続いた。
この結果を踏まえ、いずれも「わくわく」「びおびお」「じゃぶじゃぶ」と従来からの擬音語・擬態語(オノマトペ)を含んだ案が選ばれており、一般の人や職員の間でも響きが認知され、愛されていることがうかがえたと指摘。それらの言葉を生かし、新たな名称を決定した。
リニューアルした「わくわく・はじまりの森」は広さ約5千平方㍍。2015(平成27)年7月の開館15周年に合わせて整備され、全館への導入部と位置付けていた。
約200mのトンネル通路から里山の自然を眺める場としていたが、大部分を占める中央の里山エリアには立ち入ることはできず、来館者の意向も踏まえ、自然に溶け込んだ生き物を観察できる空間に生まれ変わることになった。
今後は解説プログラムや、飼育員による体験型プログラムも計画している。オープンに先立ったテストランは7月8日に予定(詳細は近日発表)。同12日午前10時から、オープニング式典が催される。式典終了後に先着200人に対し、新エリアオープンを記念したストラップを進呈する。
(画像:わくわく・はじまりの森のオープン告知)