いわき市常磐で20日、下草などを焼く火災が2件起きた。いずれの場所も火の気がないため、いわき中央署と常磐消防署では不審火の可能性を含めて、現場の状況や出火原因を慎重に調べている。常磐地区では1月に入り、計7件の火災が発生している。
今回の1件目は20日午前1時10分ごろ、同市常磐藤原町湯ノ岳、県道湯の岳・別所線ののり面など計4カ所から火を出し、道路沿いの下草や立ち木、カラーコーンを焼き、約1時間20分後に消し止めた。けが人はなかった。焼失面積は調査中。
2件目は同8時20分ごろ、同市常磐藤原町中ノ茎の山林から火を出し、約4時間20分後に鎮火した。市消防本部によると、焼失面積は約35a。けが人はなかった。
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