市は2024(令和6)、25年度の2年間で、市内の公立小・中学校92校の特別教室に対し、新たにエアコンを整備する方針を固めた。エアコンの設置率は一般教室が100%に対して、特別教室は1月現在で12・4%にとどまる一方で、昨夏は記録的猛暑だったため、多くの保護者から「エアコンを付けてほしい」との要望が寄せられた。
こうした意見を踏まえ、市では国の補助を活用し、24年度は48校、25年度は44校で整備する予定としている。設置する特別教室は図書室や音楽室を基本とし、学校の実情に応じて優先度の高い3カ所程度とする。
服部樹理市教育長が20日、市議会2月定例会の席上、小野茂議員(公明党)の代表質問に対して示した。関連する予算に関しては、2月定例会に追加提案する見通し。
(資料写真:教育委員会が入るいわき市役所東分庁舎)
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