常盤ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)の初代フラガールでリーダーとして活躍したほか、高校生のフラ全国大会「フラガールズ甲子園」も発案し、昨年8月4日に死去した小野恵美子さん=享年79=のお別れ会が3日、常磐藤原町のホテルハワイアンズで開かれた。
お別れ会には小野さんの親族、常磐興産、常盤音楽舞踊学院、国内外のフラ関係者らが約300人が出席したほか、小野さんをモデルに、自身がダンス指導した映画「フラガール」に出演した蒼井優さん、山崎静代さん(南海キャンディーズ・しずちゃん)、石原仁美プロデューサーも訪れ、別れを惜しんだ。
会場では、小野さんの遺影を飾った献花台が設けられ、一人ひとりが献花したあと、鈴木常雄実行委員長のあいさつに続き、内田市長、常磐興産の西沢順一代表取締役社長、常磐音楽舞踊学院の講師として小野さんを指導した同学院顧問のカレイナニ早川さん(92)がそれぞれお別れの言葉を述べた。
早川さんは「あなたの素晴らしいダンスのファンでした。天国でも踊りを続け、私たちを見守ってください」と遺影に呼びかけた。献杯に続き、初代と現役フラガール、昨年の第11回フラガールズ甲子園3位のオイスカ浜松国際高の生徒らのダンスなどが披露され、出席者全員でありし日の小野さんをしのんだ。
(写真:小野さんと同じ初代フラガールがささげた踊り)
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