小川諏訪神社(小川町高萩、白土智宣宮司)のシダレザクラは3日、満開を迎えた。シダレザクラは、小川地区の春の風物詩として親しまれており、今年は3月28日に開花宣言をして以降、先週末の温かさもあって一気に花開いたという。例年は4月上旬から中旬にかけて満開となっていたが、近年は咲く時期が早まっている。
同神社の境内に立つシダレザクラは、市文化財にも指定されている。樹高11・5m、幹周りは3・6mのエドヒガンザクラで、樹齢は650年以上とされている。
夜桜見物に向けて、ライトアップも行われており、多くの市民らが足を運んでいる。参道の階段に並ぶ竹灯ろうとともに、闇夜に浮かび上がるシダレザクラは幻想的で、カメラを手にその姿を収める人たちの姿が目立った。
点灯時間は午後6時半~9時。雨天中止。
(写真:ライトアップされたシダレザクラ=2日夜)
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