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いわき市拠点の模型製作愛好会ツックローネ 静岡の展示会に20回連続参加で表彰

 日本が世界に誇るプラモデルやラジコン、鉄道模型などの新製品の発表・展示を行う日本最大級の模型展示会「第62回静岡ホビーショー」(静岡模型教材協同組合主催)が8~12日の5日間、静岡県静岡市のツインメッセ静岡で開催された。
 国内外の模型ファン・モデラーたちが自慢の逸品を持ち寄る模型展示会も行われ、いわき市を拠点に活動する「福島県浜通り模型製作愛好会Zu・Klone(ツックローネ)」が20回連続となる参加を達成し、主催者から表彰を受けた。
 ツックローネは2002(平成14)年秋、平字南町の老舗模型店「いいじまホビー」に集うモデラーたちが中心となって立ち上げた。
 現在の会員は20人ほどで、代表の赤塚英利さん(78)がオーナーを務める洋食店「ナポレオン」(平下神谷)で月に1度の例会を実施。また、会員の職場に集まって制作会を行っているほか、発表の場として平字一町目の市生涯学習プラザ大会議室で、模型作品展示会「浜展」などを行っている(今年は9月22、23日開催予定)。
 今年で33回目を迎えた「モデラーズクラブ合同作品展」の歴史の中で、20回連続で参加し表彰を受けたのは30団体ほど。今回はツックローネのほか、6団体が対象となった。
 「11日の表彰式の夜、記念にいただいたアクリルトロフィーを(現地の)お店に持ち込んで飲み会をしていたところ、偶然同じ店に居合わせた別の模型サークルの会員からも祝福を受けました」と会員の酒井豊彦さん(57)が振り返るように、表彰は展示会の参加団体にとってひとつのステータス、目標でもあるという。
 節目の年となった今回は、以前製作した作品や今回の出展に合わせた新作など、飛行機や戦車、カーモデル、アニメ、特撮ヒーローといった幅広いジャンルの力作約60点を展示した。
 会長の赤塚さんは都合が付かなかったが、会員8人が参加して見学者の質問に答えるなど、それぞれ合同作品展を満喫。思い出深い2日間となったようだ。
 表彰も励みになったといい、酒井さんは「20回連続参加を達成できてうれしい。これからも会員のみんなで作品を作り続け、参加していきたい」と、次なる目標に向けて意気込んでいる。
 (写真:表彰されたツックローネの会員たち)

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