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新常磐交通 地域連携ICカード「ロコカ」開始 路線バスの利便性向上へ

 新常磐交通とJRバス関東は18日、地域連携ICカード「LOCOCA(ロコカ)」のサービスを開始した。ロコカは新常磐交通、JRバス関東白河支店の路線バスに導入され、県内で初めて交通系ICカード「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」の利用が可能になった。
 無記名式(手続き不要・再発行不可)と、割引にも対応する記名式(手続き必要・再発行可)が発行できる。新常磐交通のロコカには学生向けのスチューデントパスや、65歳以上のゴールドパスの定期券があり、運賃に充当されるポイントが貯まる。現行のバスカードは9月30日で終了となる。
 新常磐交通ではロコカを含め、交通系ICカードによる1日乗車券も販売する。大人千円、小児500円。バス車内のみで登録できる。
 ロコカは地域密着感といわき(福島)の住民のあたたかさを表現するため、「ローカルカード」と、ハワイ語で〝地元の〟を意味する「ロコ」を掛け合わせて命名した。

 初日の18日にはJRいわき駅前で式典が開かれ、新常磐交通の高野公秀代表取締役社長、鈴木正晃副知事、内田市長らのあいさつとテープカットに続き、実際にロコカを使って路線バスに試乗した。
 導入にあたり、高野社長は「ロコカはデジタル社会の推進に沿っており、公共交通の利便性が図られる」と指摘。内田市長は、市民が路線バスを使いやすくなることに加え、首都圏から来市した人が、鉄道からバスにスムーズに乗り換えられると歓迎した。
 (写真1枚目:ロコカを使ってバスに乗る内田市長 2枚目:サービス開始の式典)

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