〇…いわき市の40代男性の手元に、市役所から通知が届いた。「おや?」。市県民税・森林環境税特別微収関係書類と書かれている。「はて徴収ではなく、微収とは。わずかな額を取り立てるってことかな」。インターネットで調べるも、言葉の意味が分からず。
〇…「これ実は『徴収』の間違いなんです」。そう教えてくれたのは、市役所2階の市民税課担当者。聞くと森林環境税が加わったため、封筒を新調したが、誤ったまま製作されたと明かす。書類に不備があるわけではないので、特に再送付などはしないという。
〇…冒頭の男性に伝えると、笑顔で納得してくれた。ちなみに森林環境税は本年度から始まる目的税で、森林整備等の財源として、住民税に上乗せする形で、原則1人当たり年間1千円が徴収される。もちろん税金に間違いはご法度だ。
(写真:特別「微」収と書かれた封筒)
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