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高校野球いわき選手権 夏のシード校対決は東日大昌平に軍配

 いわき民報社白鷲旗争奪「第65回いわき地区高校野球選手権大会」(県高野連いわき支部主催)は10日、ヨークいわきスタジアムで3日目が開催された。11日は同スタジアムで午前8時半から準決勝2試合を行った後、午後2時開始予定で決勝となる。
 10日までの2回戦は次の通り。
  ◇9日▽2回戦・第1試合(ヨークいわき)小名浜海星10-0(七回コールド)▽同・第2試合(同)東日大昌平4-2磐城◇10日▽2回戦・第1試合(同)いわき光洋8-0磐城農(七回コールド)◇同・第2試合(同)平工4-3磐城桜が丘
 <東日大昌平-磐城より>
 ○…昨年秋の新チーム結成以降に限っても、秋の県大会準々決勝は東日大昌平6―3磐城、国体開催記念決勝も東日大昌平6―1磐城と昌平が連勝。しかし今春の支部大会では磐城4―2東日大昌平と磐城が一矢報い、その勢いで磐城は県大会ベスト4まで進出した。夏の福島大会でのシード校が内定している県内屈指の強豪が、はやくも2回戦でぶつかった。
 ○…磐城は必勝リレーの山田柊児、篠木瑛、今泉岳陽(以上3年)、東日大昌平もエース桑名悠馬(同)が登板しない中での試合となったが、それでも1点を争う好ゲームとなった。東日大昌平は磐城との春の決勝で2番手として好投した渡部琥珀(同)が先発。磐城打線を四回まで1失点に抑えた。5月26日まで終盤は連戦となった県大会で戦い、そのあとは試験もあって、渡辺純監督は「準備不足だった」と悔やんだ。
 ○…「球の見極めが今ひとつで、低めをうまく打たされた」と安打こそ少なかったが、走者を出してからのバントを確実に決めたことを指揮官は評価。先発した富沢暁文(同)についても「ストライクが先行した」と収穫に挙げた。夏までの課題として「練習試合をこなしながら、持ち味のバントなど1つ1つの精度を上げていきたい」と話していた。
 (写真:磐城の2人目として登板した山野辺=15=を励ます先発の柱・山田と捕手の湊)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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