2018(平成30)年に解散した5人組バンド・Aqua Timez(アクアタイムズ)が11日、デビュー20周年へ向けて再結成することを発表した。
同バンドは太志(ボーカル)、OKP―STAR(ベース)、大介(ギター)、mayuko(キーボード)、TASSHI(ドラム)からなる5人組ロックバンド。03年に結成し、05年にミニアルバム「空いっぱいに奏でる祈り」でインディーズデビュー。(写真提供:オリコン)
<2度の紅白出場 復興支援にも取り組む>
メンバーのうち、リーダーのOKP―STARこと岡田知久さん(47)はいわき市出身。大介こと長谷川大介さん(47)は双葉郡富岡町出身で、岡田さんとは磐城高の同級生。2人は高校時代、一緒にバンドを組んでいた仲間で、その後のAqua Timez結成につながる。
「空いっぱいに奏でる祈り」は80万枚のセールスを記録。2006年4月にメジャーデビューを果たすと、「等身大のラブソング」「決意の朝に」「虹」などのヒットソングを生み出した。06年と08年にはNHK紅白歌合戦に出場する。
東日本大震災・東京電力福島第一原発事故以降は音楽活動を通じ、いわき市や双葉郡の復興支援にも取り組み、惜しまれつつ2018年末をもって解散。メンバーはそれぞれの道を歩んでいた。
再結成にあたり、ファンクラブ「teamAQUA」も改めて開設し、8月2日に会員限定ライブ(東京・Spotify O―EAST)を開催。同10日には東京・神宮外苑花火大会に出演し、来年8月には20周年記念ライブを行う予定。
コメントは次の通り。
Aqua Timezを変わらず聴いてくれる人たちへの感謝の気持ちと、スタッフが後押しをしてくれたことで再結成をすることになりました。
20周年に向けてメンバー全員が前向きな気持ちで皆さんと再会できると感じています。新曲やライブも含めて2025年いっぱいの活動になりますが応援よろしくお願いします。
(写真:デビュー20周年に向けて再結成を発表したAqua Timez)
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