８月６～８日に「いわき七夕」開催 １００基の飾り付けに３００超の露店も

　いわき市の夏を代表する「いわき七夕まつり」は８月６～８日の３日間、平中心市街地で開催される。新型コロナウイルスの感染拡大によって、２０２０（令和２）、２１年は中止を余儀なくされ、２２年は２日間の短縮日程にとどめたが、昨年は４年ぶりに３日間の通常開催に戻り、１８万人（実行委員会発表）の来場者でにぎわった。今年も再びの盛り上がりが期待される。
　期間中には街中で各種イベントが実施されるほか、約１００基の七夕飾りがお目見えし、うち子どもたちが手がけた飾り付けは過去最多の１６基を予定している。沿道の出店は３００軒以上が見込まれ、いわき七夕まつりに花を添える。
　時間は３日間とも午前10時から午後９時。本町通りや銀座通り、レンガ通りなどに同１０時まで交通規制が敷かれる。最終日の８日にはいわき駅前大通りで、恒例のいわきおどりが併催される。
　実行委員会の鈴木大介幹事長、いわき商工会議所の針生拓夢主査、吉田栞主事が１６日、いわき民報社を訪れ、本番に向けての告知を行った。鈴木幹事長は「地元の人たちによって作られ、地元の人たちが楽しめるのがいわき七夕まつり。全国的にも実際に竹を使った七夕飾りは珍しいので、今年もたくさんの人に足を運んでほしい」と呼びかけた。
　また鈴木幹事長らは同日、市役所本庁舎を訪問し、内田市長にもいわき七夕まつりをＰＲした。
　いわき七夕まつりの主なイベントは次の通り。
　▽６～８日午後１時～９時＝ラトブ真夏の文化祭！（ラトブ搬入口）▽同３時～９時＝七夕踊りの夕べ＝じゃんがら念仏踊り＆郷土芸能（いわき駅前タクシープール）▽６、７日＝ミニ街コンｉｎ七夕（南レンガ通り）▽８日＝よさこい踊り（南レンガ通り）▽６～８日正午～午後８時＝ゆたかで来てちょうだいまつり（平一町目公園）▽同日午前１１時～午後７時＝三重大・休憩スペースの空間構成研究の実証実験（ラトブ前、Ｆａｒｏ前）
　（写真：いわき七夕まつりをＰＲする鈴木幹事長ら）