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夏到来!いわき市で一斉に海開き 勿来で式典「ブルーオーシャン発信を」
いわき市の海水浴場は20日、海開きを迎えた。今年は8月18日までの30日間で、昨年と同じく久之浜・波立、四倉、薄磯、勿来の4カ所を開設した。初日はこの夏一番の暑さ(小名浜の最高気温32・9度=午後1時時点)を記録する中、いずれの海水浴場も県内外から多くの人が訪れている。
このうちメイン会場の勿来海水浴場の海開き式では、いわき総合、好間、平商業、いわき湯本の各高校によるフラが披露された後、期間中の無事を祈願し、地元の安全対策実行委員会が主催した神事が執り行われた。
続く式典では、内田市長が「地元の皆さんと安全を確保します。ぜひいわき市のブルーオーシャンを市内外に発信しましょう」と高らかに宣言。いわき観光まちづくりビューローの大場敏宣会長や、来賓の森雅子参院議員、市議会政策総務常任委員会の鈴木演委員長があいさつに立ち、共に海水浴シーズンを盛り上げていく思いを語った。
海開き宣言を兼ねたテープカットで会場の熱気が最高潮に達すると、高校生フラガールたちは一斉に波打ち際に駆けていき、さっそくこの夏を楽しんでいた。
海水浴はいわき市を代表する観光誘客の一つ。昨年は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、最初の開設も、記録的な猛暑や悪天候によって、計6万3947人(前年比5万5950人減)にとどまったため、今年は官民一体となって再びの活性化に努めていく。
(写真:波打ち際を楽しむ高校生フラガール)