湯本駅前で恒例の「金魚つかみ大会」開催 子どもたち元気に追いかける

　いわき湯本温泉郷の夏祭り「元気だっぺゆもと２０２４ 夏まつりの夕べ」のイベント「金魚つかみ大会」が１日夕、ＪＲ湯本駅前のブロンズ通りで開かれ、会場に置かれた幅約５ｍ、奥行き約５０ｍのプールで子どもたちが歓声を上げながら金魚を追いかけた。いわき湯本温泉観光協会主催。
　例年、千人以上が参加する人気行事。昭和から続き、子どもたちにさまざまな生き物に親しむ機会を提供してきた。かつては食用のウナギやコイを放流していたこともあった。
　長年にわたり無料で参加できたが、昨今の物価高騰を受けて今年から参加費を取ることに。「参加者が減ることも考えたが、変わらず盛況で安心した」と事務局関係者。いわきＦＣユースチームの高校生がボランティアとして受付などを手伝うなど大会を盛り上げた。
　子どもたちは水着や短パンで水に入り、全身ずぶぬれになりながら〝涼〟を満喫。袋に入った赤や黒の金魚を「大事に育てたい」と持ち帰った。
　４日午後３時からは金子スタンプ前駐車場で「子種神社祭典」。１７日午後５時半からはコスプレイヤーが参加する「仮装盆踊り＆花火大会」、２４日は「フラのまちオンステージ」とイベント盛りだくさんだ。
　（写真：金魚を追いかける子どもたち）