東日大昌平が3年ぶり10回目の優勝――第76回秋季東北地区高校野球県大会いわき支部大会(県高野連いわき支部主催)は2日、最終日を迎え、ヨークいわきスタジアムで決勝が行われた。この結果、東日大昌平が勿来工業を8―1の八回コールドで破り、2021(令和3)年の第73回大会以来の優勝を果たした。
◇決勝(ヨークいわき)
勿来工
00000100 |1
01201211X|8
東日大昌平
(八回コールド)
(勿)下山田聖、安島―下山田颯
(東)長谷川、照沼、田村―渡辺、宗田
序盤から小刻みに得点を重ねた東日大昌平が、投げても公式戦初登板のアンダースロー長谷川が好投して流れを引き寄せ、八回コールド勝ちした。勿来工は五回まで無得点に抑えられたが、六回にスクイズを決めて一矢報いた。
東日大昌平は二回2死二塁から長谷川の中前適時打で先制。三回と六回には3連打を含む4安打を集めて2点ずつを追加してリードを広げた。その後も攻撃の手を緩めず合わせて20安打を放った。先発・長谷川は五回2死まで無安打投球。3投手のリレーで勿来工打線を2安打に抑えた。
勿来工はエース下山田聖が前日に続いて連投のマウンド。六回を投げて15安打を浴びたが、長打なしの無四球と疲れが見える中で懸命の投球を見せた。その力投に応えるように、六回には無死一・三塁から櫻がセーフティースクイズを決めて1点をかえした。
(写真:秋の支部大会を制した東日大昌平)
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