内田市長は11日、市医療センターで常勤医が不在の診療科を巡り、本年度から3つの科で確保できたと明らかにした。このうち糖尿病・内分泌科については4月から勤務しており、呼吸器内科、リハビリテーション科に関しても10月から着任する。同センターの常勤医は10月1日現在で計140人になる。
同センターによると、糖尿病・内分泌科、呼吸器内科の常勤医は、大学医局に対して病院事業管理者や院長が働きかけ、招へいすることがかなった。リハビリテーション科の常勤医は本人が地方移住を希望し、いわき市が条件に合ったため神奈川県から赴任した。
なお各科とも常勤医は1人のため、結核患者の入院受け入れ休止等の診療制限は続く。内田市長は「引き続き常勤医不在の脳神経内科、皮膚科、緩和ケア内科、腎臓・膠原病内科を含め、いっそう医師確保に努めていく」と話している。
(資料写真:いわき市医療センター)
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