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いわき市医療センター看護専門学校で宣誓式 「日々努力すること誓う」

 市医療センター看護専門学校(安永亨校長)の看護宣誓式が26日、内郷御厩町の同校体育館で開かれ、第57期生40人(男子3人、女子37人)がそれぞれ目標に掲げる看護師像の実現に向け、より一層学びを深めていくことを誓った。
 看護宣誓式は、1年生が入学から半年間にわたり専門技術の習得や臨地実習に取り組んできたことを踏まえ、式を通じてあらためて看護師としての意識や自覚を持ってもらおうと、毎年秋に行われている。
 57期生たちは近代看護の母フローレンス・ナイチンゲールの像に灯(とも)された聖火をろうそくに移すキャンドルサービスに臨み、「楽しい時も辛い時も互いを助け、ともに知識を深めて看護の本質をつかみ、目指す看護師に向かって日々努力することを誓います」と高らかに看護宣誓文を唱和した。
 安永校長は「先ほどの覚悟を胸に秘め、体当たりで多くのことを学び、将来あなたたちに救われるであろう多くの患者さんが待っていることを自覚し、これからも精進してほしい」とエールを送った。
 このあと、同センターの相沢利武院長、長谷川吉子副院長兼看護部長のあいさつ、大峯英之市議会議長、斉藤道也市医師会長、鈴木郁子同窓会会計の祝辞、55期生の泉直希さんによる上級生の辞に続き、57期生を代表して神谷麻帆さんが登壇。半年間の学習を振り返りながら「同じ道を選んでともに学ぶ仲間と助け合い、時にはぶつかりながらも互いを大切にして、私たちらしさを持ち続け、思い描く将来にまい進していきたい」と答辞を述べた。
 (写真:聖火を移したろうそくを手にする学生たち)

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