V候補の勝負強さを見せて小名浜一が連覇!--いわき民報社黒獅子旗争奪第59回市中学校新人軟式野球大会(市中体連、いわき野球連盟、いわき民報社主催)は29日、平球場で最終日を迎え、準決勝と決勝が行われた。
この結果、決勝ではこの大会の前哨戦となるマルト杯(市中学校野球一球会秋季大会)と同じ顔触れとなったが、マルト杯に続いて小名浜一が中央台北を8―2(六回時間切れ)で破って優勝した。この両校と3位の平三と江名の4校は10月20、26、27日に県北地区が会場の県大会に出場する。
中央台北
100100 2
01025X 8
小名浜一
(六回時間切れ)
(中)宮城、熊谷、渡辺、坂本、渡辺―前山
(小)斎藤、青谷―根子
▽二塁打=青谷(小)
1点を争う序盤から一転、後半は小名浜一が相手のミスを突いて均衡を破ると、最後は集中打を浴びせて勝った。1点を追う小名浜一は四回、四球と野選、失策で難なく2死満塁の好機をつかむと、連続四死球を得て逆転。五回には無死から連続長短打で二・三塁とし、続く斎藤の2点適時打で点差を広げ、さらに四球や暴投を絡めてこの回一挙5点を挙げて試合を決めた。
延べ5投手を起用した中央台北は一中打線を三回まで被安打1に抑える立ち上がりを見せたが、後半は守りのミスが相次ぎ、連打を浴びるなどして失点を重ねた。打っては初回に宮城、佐藤の安打で先制、四回には熊谷が死球と盗塁、暴投で生還、逆転したが及ばなかった。今大会で、小名浜一は優勝回数を最多の8に伸ばした。
(写真:小名浜一は五回無死二・三塁から斎藤の適時打で2者が生還する)
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