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新福島4区 衆院解散で事実上の選挙戦突入 15日公示

 衆院は9日に解散し、「15日公示―27日投開票」の日程に向け、いわき市を含む浜通り全体の新福島4区も事実上の選挙戦に突入した。新福島4区はいずれも新人として、自民党は元県議の坂本竜太郎(44)=植田町=、立憲民主党は会社役員斎藤裕喜(45)=双葉郡富岡町=、共産党は党いわき・双葉地区委員長の熊谷智(44)=平下高久=が立候補を表明している。解散当日と今後の動きを伝える。(敬称略)
 坂本はいわき市でのあいさつ回りに励みながら、9日午後には平の市労働福祉会館で行われた福島4区の自民総支部長・幹事長会議に出席。「復興の歩みを止めるわけにはいかない。まさに厳しい戦いになるが、皆さまのご支援をいただき、浜通りの声を国政に粘り強く届ける」と強調した。
 相双地方での知名度拡大を目指し、最初の演説会は10日に相馬市で実施する。12日には平で事務所開き式を開き、公示日の第1声は鹿島町久保のパレスいわや駐車場を予定している。20日はいわき市、22日には南相馬市でも演説会を繰り広げ、浜通り全体に支持を広げていく。
 斎藤は9日朝、好間町の常磐道いわき中央IC前で辻立ちをし、行き交う通勤客に自らをアピールした。この日は内郷の事務所で、選対幹部の地元市議らと選挙戦の準備を重ね、政策の細かな部分を調整した。
 「時間のない中だが、一生懸命頑張る」と斎藤。公示日の第1声はJRいわき駅前。19日にいわき市、20日に南相馬市で演説会を催すほか、立憲県連や連携する国民民主、社民両党や連合福島とともに、候補者の魅力を広く伝えていく。
 熊谷は9日、前回までの旧5区には含まれない新たな地域の南相馬市から北上し、街宣に力を入れた。介護と医療の現場に10年従事した経験や、3人の子どもを育てる親として、命と暮らしを守る政治の実現を呼びかけている。
 「子どもたちが大人になった時、良い政治を手渡さなければならない」と、政治不信の世の中を変えようとする熊谷。公示日の第1声は平の事務所前。16日には比例東北から出馬予定の高橋千鶴子(65)が来市し、一緒に比例票の上積みを図る。
 (写真:衆院が解散し万歳する前議員ら=川口正峰撮影 読売新聞社配信)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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