米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の偽造ユニフォームを販売したなどとして、いわき東署は10日午前6時33分、県警生活環境課、東京税関の応援を得て、島根県益田市久城町、会社員の男容疑者(44)を商標法違反の疑いで逮捕した。
逮捕容疑によると、男は昨年12月ごろ~今年4月ごろの間、ナイキ イノヴェイト シーヴィーが商標登録している大谷選手のユニフォームの偽物を、県内の10代男性ら3人に対し、計2万6千円で販売した疑い。
また9月11日、自宅に大谷選手やドジャースの山本由伸投手の偽造ユニフォーム282着と、ドジャースの偽造パーカー78着を販売目的で所持していたとされる。
同署によると、署員がサイバーパトロールをしていた際、フリーマーケットアプリで大谷選手のユニフォームが安価かつ大量に販売されているのを発見。購入者から事情を聴いたところ、偽物であることが判明した。
調べに対し、男は「偽物と分かって売っていました」と容疑を認めている。転売目的で中国などから偽物を輸入していたという。同署は11日、男の身柄を地検いわき支部に送致し、本格的な取り調べに入る。
(写真:押収された偽造ユニフォーム=いわき東署提供)
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