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衆院選福島4区 自民新人・坂本竜太郎氏が事務所開き「浜通りの声を国政へ」
15日公示-27日投開票の衆院選に向け、いわき市を含む新福島4区から立候補を表明する自民党新人で、元県議・坂本竜太郎氏(44)=植田町=の後援会事務所開き式は12日、平字十五町目で開かれた。
坂本氏は旧福島5区の前職で、不出馬を決めた元復興相・吉野正芳氏(76)の思いを引き継ぐと強調。「被災地出身であることを忘れず、心強いメッセージを託していただいたと思っている」と語った。
自らの政策としては、東京電力福島第一原発の廃炉の完遂、適切な原発処理水の海洋放出、除染土壌を保管する中間貯蔵施設のあり方などに触れ、「課題解決には時間がかかるが、粘り強く成し遂げていくために、皆さん一人ひとりの苦労や希望に向き合い、その声を地元の人間として国政に届けていきたい」と力強く述べた。
馬目太一後援会長、太田光秋・福島4区総合選対本部長、遠藤雄幸・川内村長、遠藤智・広野町長が激励した。事務所の住所は「平字十五町目5の1」。
福島4区を巡ってはいずれも新人で、立憲民主党は会社役員斎藤裕喜氏(45)=双葉郡富岡町=、共産党は党いわき・双葉地区委員長の熊谷智氏(44)=平下高久=が立候補を予定しており、新人3人による選挙戦の公算。
(写真:自らの政策を語る坂本氏)