いわき市 １１月２日にリチウムイオン電池など特別収集 煩雑さ踏まえ試験的に

　市は１１月２日、廃乾電池の回収日に合わせ、リチウムイオン電池などの試験的特別収集を初めて実施する。市では年２回、マンガンやアルカリ、オキシライドの乾電池を回収しているが、今回に限って小型充電式電池（二次電池）やボタン電池、コイン電池も含めた。
　市資源循環推進課によると、スマートフォンやモバイルバッテリーのリチウムイオン電池は、家電量販店や製造メーカーでの回収が原則だが、市民から「どう処分すればよいか」との問い合わせが多いという。また膨張したものは場合によって、家電量販店で受け付けないこともある。
　当日は中身の見える袋に入れ、午前８時半までに集積所に出せばよい。火災防止のため、電極や端子部分は必ずテープで絶縁すること。加熱式たばこや電動歯ブラシ、電動シェーバー、ハンディファン、携帯型ゲーム機等も対象で、電池が本体から容易に取り外せないものはそのままで構わない。膨らんでいても回収する。
　自動車用バッテリーや、事業者で使用したものは不可。詳しくは＜こちら＞。
　（資料写真：いわき市役所）