市は1日、三和町下三坂家ノ前で「ツキノワグマとみられる体長1メートル程度の黒い野生動物を目撃した」との情報が寄せられたと発表した。目撃は10月31日午後4時55分ごろ。
市環境企画課によると、現地を確認したところ、ツキノワグマの足跡やフンは見付からなかった。市内にはツキノワグマが生息(定着)している可能性は低いとされているが、エサを求めて市外から来ることは考えられるという。
また目撃地点付近にはイノシシやイタチ科のアナグマなど、中型から比較的大型の野生動物が生息している見込みもあり、現地を含めて山に入る際には注意するよう呼びかけている。
(資料写真:いわき市役所)
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