7日は二十四節気のひとつ「立冬」。日も短くなり紅葉が終わりを迎え、木立の冬枯れが目立つようになるとされる。この日から立春の前日までが暦の上では冬となり、木枯らしが吹くころだ。
四倉町玉山では、秋に咲く桜の淡いピンク色の花々が道行く人の目を楽しませている。近くに住む石井訓子さん(82)が8年ほど前に購入した「十月桜」で、9月7日に開花し、雨粒をまとった数十輪の花が陽光を浴びて光っていた。
「朝、花が咲いているのを見ると気分が良い。秋の桜を珍しがって写真を撮る人も多い」と石井さん。天候や季節の花々の開花情報を日記にしたためることが日課で、例年だと11月中旬ごろまで楽しめるという。
(写真:雨粒をまとった秋に咲く桜の花)
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