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いわき市書道展・中学校書道展開かれる 394点並ぶ 東北・北関東で最大級
いわき市の書道文化の普及、向上を図る「第5回いわき市書道展」「第46回いわき市中学校書道展」が22~24日、市文化センター5階大・中展示場で開かれた。いわき市書道教室連盟会、同市中学校教育研究会国語部主催、市教委共催、いわき民報社などの後援。
市書道展は2020(令和2)年から始まり、「いわき市民による いわき市民の為の書道展」を掲げ、出品者の自由な発想、創作意欲を汲むなど東北・北関東地方では最大級の展覧会として回数を重ねている。今回は2歳~92歳まで計394点(うち中学校書道展は34校推薦の101点)が展示された。
会場には92歳の出品者による幅約4m「千文字・9連幅」、内田市長「未来」、いわき市平出身のプロ野球千葉ロッテマリーンズの佐藤都志也選手「志」の賛助作品(色紙)はじめ、一般・学生が漢字、仮名、調和体でしたためた数々の力作が展示され、訪れた市民らが熱心に見入っていた。
会期中の23日、いわき支援学校高等部フラダンス部の演舞披露、中学生5人による揮ごう大会、24日には市中学校書道展の特別賞入賞者表彰式などが行われた。
市中学校書道展の特別賞入賞者は次の通り。
▽撫順市長賞=平子みのり(泉・1年)「森羅万象」▽いわき市長賞=奥藤凛(小名浜二・3年)「萬物生光輝」▽市中学校長会長賞=阿部心春(磐崎・2年)「神秘」▽市中学校教育研究会長賞=谷口愛奈(泉・1年)「生命の尊重」▽市書道教室連盟会長賞=若松千花子(中央台南・2年)「自然の神秘」
(写真:力強い作品が並んだ会場)