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安全運転に関するコンテスト いわき市在住・在勤の個人対象 来年2月に実施

 市は12月25日まで、安全運転に関する「いわきセーフティドライブコンテスト」の参加グループを募集している。コンテストは来年2月1日~28日に行われ、市と地域創生に関する連携協定を締結している「あいおいニッセイ同和損害保険」(東京都渋谷区)と連携し、貸与された車載タグとスマートフォンアプリを組み合わせ、運転状況に応じて表彰するほか、その内容を踏まえた交通安全マップを作成する。
 個人を対象に同種のコンテストを実施するのは県内初。
 市生活安全課によると、いわき市では2023(令和5)年に交通事故で亡くなった人は10人に上り、人口10万人当たりの死者数は3・11人と、全国平均の2・14人を上回った。県内で比較しても、福島市は1・81人、郡山市は2・48人で、いわき市が突出していることが分かる。
 同課では、いわき市は自家用車の使用比率が高いことが要因の一つではないかと分析する。ただ県警幹部は「いわきは県内の他地区と比較し、交通マナーがあまりよくない現実がある」と指摘しており、恒常的な速度超過や、交差点で信号が変わると対向車を待たずにすぐ右折することなどが目に付くという。
 コンテストを通じて、急ブレーキや急加速、スマートフォンの使用、速度超過、車線逸脱などの情報を収集。参加者のデータを地図に落とし込んで、交通事故のハイリスク地点を明示し、関係機関・団体と共有したり、市ホームページで公開したりする。
 1チーム3~5人で構成してもらい、100km超の走行距離に関するスコアで競う。チームの平均スコアが高い上位3チームを表彰する。市内在住・在勤で、アプリ対応のスマートフォン(iOS12以上、またはAndroid6・0以上)を持っていることなどが条件。なお個人情報の収集はない。
 エントリーは市生活安全課窓口、または市ホームページ<こちら>から。内田市長は「さらなる交通安全の啓発をしていきたいと考えており、たくさんの市民の方に参加してほしい」と呼びかけている。
 (写真:コンテストの概要を説明する内田市長)

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