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千葉ロッテ・佐藤都志也(平出身)凱旋 子どもたちと交流「来季は首位打者を」

 いわき市平出身で、千葉ロッテの佐藤都志也捕手(26)は8日、久之浜町の県いわき海浜自然の家で、野球教室とティーボールに参加し、地元の子どもたちと交流した。いずれも同施設が主催する「未来キッズ生き活き事業」の一環で、サインボールやユニフォームが当たる抽選会も行われ、会場は大いに盛り上がった。
 佐藤は平二中、聖光学院高、東洋大卒。2019(令和元)年のドラフト2位で千葉ロッテに入団した。
 5年目の今季は116試合に出場し、打率はリーグ4位でキャリアハイの・278。監督選抜選手として初選出されたオールスターゲームでは、第2戦で球宴タイ記録の1試合5安打を放ち、最優秀選手(MVP)を獲得。ベストナインを初受賞したほか、野球日本代表・侍ジャパンにも選ばれ、11月の国際大会「プレミア12」で準優勝に貢献した。
 ■    ■
 ――子どもたちと交流しての感想は
 天気にも恵まれ、本当に楽しんでもらえたと思います。技術のある子も多かったので、(将来に)期待したいです。
 ――今年のシーズンを振り返ってほしい
 非常に充実したシーズンでしたが、ようやくスタートラインに立てたと感じています。これまでバッティングを課題としていましたが、コーチとの二人三脚で結果が出ました。ベストナインも1回取れたことに満足せず、何回でも取れるよう頑張りたい。
 ――球宴第2戦の活躍は素晴らしかった
 オールスターはたまたまという部分が大半を占めていますが、ああいう大舞台で結果を出せたことは、自分自身を印象付けることになり、プレミア12につながったと思います。注目される機会も多くなってきましたので、負けずにやっていきたいです。
 ――来季の目標は
 チームとしてはリーグ優勝、日本一。個人としては首位打者を取りに行きます。本塁打も二けた打ちたいです。またいままでは力のある(投手で米球界入りを目指す佐々木)朗希がいましたが、よりキャッチャーの技量が問われると思いますので、優勝に向けての1勝1勝が大事になっていくと考えます。
 ――オフはどう過ごしているか
 イベントの参加や、テレビやラジオの収録がたくさんあります。けれども来年1月からはトレーニングに入るので、しっかりと疲れを取りつつ準備をしていきたいです。
 ――いわきの皆さんにメッセージを
 これからも地元に胸を張って帰って来られるよう、もっともっと活躍したい。いわきを背負ってこれからも頑張ります。
 (写真:地元の子どもたちと交流する佐藤)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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