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21世紀の森公園の民間交えた整備 いったん白紙 いわき市議会の質疑で明らかに
常磐水野谷町の21世紀の森公園について、市は民間の収益を公園の整備に充てる「Park(パーク)―PFI」を活用する方針を立てていたが、応募する事業者がなかったため、いったん見送ることを決めた。12日の市議会12月定例会の席上、小野潤三議員(正論の会)の質疑に対し、紺野克彦市都市建設部長が明らかにした。
理由としては、園内のハワイアンズスタジアムいわきを巡り、サッカー・J2いわきFCの新スタジアム建設にかかる動向が明らかにされていないほか、同公園の平日利用者が少ない点が挙げられるという。また整備費に対する負担感が大きかったこともあるという。
市の計画では、2026(令和8)年度の供用開始を目指して、民間事業者を交えてリニューアルオープンする予定だった。
(資料写真:いわき市議会)