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灯台絵画コンテスト2024 鈴木君(豊間小・3年)海上保安庁長官賞に

 全国の小中学生を対象に、灯台のある風景をテーマにした絵画を募集する「灯台絵画コンテスト2024」(公益財団法人燈光会主催、海上保安庁後援)で、鈴木結仁(ゆうや)君(豊間小・3年)の作品「世界の灯台〜夜の灯り〜」が、全国で2番目となる海上保安庁長官賞に輝いた。
 いわき市関係では志賀仁美さん(泉中・2年)が手がけた「ビー玉に映る塩屋埼灯台」が中学生の部銅賞に入り、それぞれの作品は平薄磯の塩屋埼灯台展示室に飾られている。
 灯台絵画コンテストは11月1日の「灯台記念日」に合わせて行われており、子どもたちに航路標識に親しみ、興味を深めてもらう狙いを持ち、今年は全国から647作品寄せられ、うち県内から182作品が集まった。
 小学生低学年、同高学年、中学生の3部門で審査され、金賞から銅賞、特別賞の各賞を選ぶほか、特に優れた三作品を「国土交通大臣賞」「海上保安庁長官賞「燈光会長賞」として選出する。

 鈴木君は1年生の時から応募しており、初めての入賞で海上保安庁長官賞に決まった。今回は夜の地球を囲うように、塩屋埼灯台と世界各国の灯台が照らしている光景を描いた。世界の灯台についても調べ上げ、特に城の形状をした灯台を工夫したという。
 「受賞できたことが1番うれしい。いつも灯台に手を振って学校に行っているので、今度は灯台の目の前を通って学校に通ってみたい」と笑顔を見せた。

 志賀さんは、市民として地元の塩屋埼灯台の良いところを知ってもらいたいと考え、自身の得意な絵の分野で表現した。
 ビー玉を通してきれいに逆さまに映る灯台と海のコントラストを強調したといい、「とても光栄で胸を張れる結果だと思う。これをきっかけに灯台の役割や歴史について調べていきたい」と力強く語った。
 また県勢では堀田回さん(郡山市立朝日が丘小・2年)が、小学生低学年の部で金賞となり、同じく塩屋埼灯台に展示されている。
 (写真:表彰状を受け取った志賀さん、鈴木君、堀田さん=前列左から 画像中央:鈴木君の作品 画像下:志賀さんの作品)

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