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いわき市 まちづくりに市民の意見を 27日からウェブ通じて2種類の調査

 市は27日から、まちづくりに市民の意見を反映されるため、ウェブを通じて2種類の調査を実施する。いずれも市政に多様な考えを生かするため、現在のPDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)による政策形成のうち、評価の部分に市民意見を盛り込むことで、政策の改善につなげていく。
 1つは「しあわせ調査」。市では身体的・精神的・社会的に満たされた状態の「Well―Being(ウェルビーイング)なまちづくり」を目指しており、デジタル庁による暮らしやすさと幸福感を数値化した「ウェルビーイング指標」を活用する。
 しあわせ調査では幸福度や満足度に加え、テーマごとに市民の主観を尋ねる設問が用意され、デジタル庁のオープンデータを基に、暮らしやすさを測る客観データと比較・分析し、市の政策立案の基礎とする。来年1月26日まで。県内では会津若松市に続いて2例目。
 「いわきに住んで『しあわせ』」を柱に、「ここに住んでいてよかった」「教育に力をいれてほしい」「今の交通機関では行きたいところへ行けない…」など、市民が抱く感想を率直に求めている。
 もう1つは「PoliPoli Gov(政策共創プラットフォーム)」。多様な世代・職種・立場の市民が、時間や場所に縛られず自由に意見やアイデアを提案できる新たな場を構築。投稿された意見やアイデアについて、SNSのように「いいね」で共感を表明できるほか、対話を行いながら活性化や深掘りが可能で、最終的に政策立案の参考とする。
 PoliPoli Govはデジタル庁やこども家庭庁などの中央省庁、地方自治体で採用されている。匿名での発言も可。ユーザー登録も不要で、不適切なコメントは除外される。来年2月7日まで。県内では初めての導入となる。
 意見募集の背景には、人口減少・少子高齢化、担い手不足、インフラの老朽化、自然災害、地域活力の低下といった課題に直面する中で、市民一人ひとりの声が未来のいわき市を形づくる力になるとの狙いから企画された。
 しあわせ調査は<こちら>、PoliPoli Govは<こちら>。
 (画像:「しあわせ調査」「PoliPoli Gov」のチラシ)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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