平菅波の大國魂神社(山名隆弘宮司)の拝殿に、1年の安寧や開運招福を祈る「厄除(よ)け杉玉」が今年もお目見えした。
コロナ禍の払しょくを願い、神社と交流のある北関東空調工業代表取締役の有賀行秀さんを通じ、有志が令和2(2020)年の正月に奉納したのが始まり。奉納総代を務める磐城高箸代表取締役の高橋正行さんら有志が同社に集まり、田人産の杉の葉を使って手作りで完成させた。
元々は酒の神様をまつる日本最古の神社、奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社発祥の文化で、いまでは全国の酒造や酒屋で飾られている縁起物。大國魂神社では有志の善意に感謝しながら、参拝者が幸せな1年を過ごせるよう願っている。
(写真:大國魂神社に飾られた厄除け杉玉)
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