いわき東署は8日午前8時49分、虚偽の申請で新型コロナウイルス感染症を巡る支援金を不正受給した疑いで、いわき市小名浜下神白字千速、内装業の男(45)を詐欺の疑いで逮捕した。
逮捕容疑によると、男は2022(令和4)年5月ごろ、中小企業庁の事業復活支援金制度を悪用し、うその確定申告書などで給付申請を行い、42万7913円をだまし取った疑い。
事業復活支援金制度は22年1月から6月にかけて実施し、コロナ禍の影響を受けた事業者を対象に、最大250万円(個人事業者等は同50万円)を給付した。
同署によると、男は売り上げが落ち込んだように見せかけて申請したという。他の事件を調べている過程で、男の犯行が明らかとなり、県警組織犯罪対策課、機動捜査隊の応援を得て逮捕した。
調べに対し、男はおおむね容疑を認めており、他の支援制度についても悪用がないか余罪を追及する。
※おことわり 本紙では実名報道となります。
(資料写真:いわき東署)
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