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女子ゴルフ・蛭田みな美プロ 希望かない常磐の競走馬施設訪問 充実した時間に
いわき市にもゆかりがある、東白川郡鮫川村出身の女子プロゴルファー蛭田みな美さん(27)が23日、常磐白鳥町のJRA(日本中央競馬会)競走馬リハビリテーションセンターを見学に訪れた。
アマチュア時代に「世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会」「日本ジュニア選手権」を制し、2016(平成28)年にプロ転向した蛭田さん。2023(令和5)年に「CATレディースゴルフトーナメント」でツアー初優勝を飾った。
今回の見学は、蛭田さんの父親が牛や馬といった動物を担当する獣医師で、小さいころから生き物に親しんできたことから、本人たっての希望で実現。動画配信サービス「U―NEXT」のゴルフ公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルの企画で、蛭田さんの「好きなこと、やりたかったこと」を行うオフの姿、シーズンを振り返るインタビューの動画撮影の一環で行われた。
蛭田さんは職員からセンターの業務について説明を受けたあと、リハビリ中の競走馬に乗り、餌やりなどにもチャレンジした。充実した時間だったようで、「馬が好きなのでずっと行きたいと思っていたんですが、馬の力強さやきれいに手入れされている姿を見られてうれしかった」
一方でゴルフの話に移ると真剣なまなざしに。3月6日に沖縄で迎える日本女子プロゴルフ開幕戦「第38回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」に向け、「去年は後半戦に課題ができたシーズンだったので、それを克服してステップアップしていきたい」と意気込みを語った。
見学の様子などを収録した動画は、3月中に公開される予定だ。
(写真:競走馬とふれあう蛭田さん)