「フラの街いわきを翔ける風になれ!」をキャッチフレーズに掲げ、23日に開かれる「第16回いわきサンシャインマラソン」を前に、市民団体「ハワイのお花を愛する~いわきオハナの会~」(芦澤久美子会長、会員53人)は19日、常磐湯本町のヨークスタジアムいわき内会議室で「ティーリーフレイ」を作った。
ティーリーフレイには健康・繁栄・お守りの意味があり、神様に感謝を伝える縁起の良い装飾品でハワイではお祝いの場や、スポーツ大会の勝者に贈られるといい、レイは大会の表彰式で上位入賞者に贈られる。
作業には芦澤代表をはじめ、会員十数人が参加した。材料には、沖縄県から取り寄せたコルジリネの葉ティーリーフを使用。事前に芯を取り除き、冷凍して、もしくはアイロンで熱を加えて繊維を壊し、柔らかくした葉540枚を用意した。
レイ1本当たり、長さ60cmほどの葉9枚を使い、オリジナル網台「レイ製造マシーン1号・2号・3号」に葉の一方を引っかけ、力加減を調整しながら手作業で60本を編み上げた。レイには、ハワイ語で「おめでとう」の意味のある言葉が印刷された、遠野地区の伝統工芸品「遠野和紙」で作ったタグを付け、いわき市をPRする。
初めてレイを編んだという池延芳美副会長は「植物を編む作業にはヒーリング効果があり、癒やされながら作ることができた。心を込めて編んだので、ドライの状態になっても飾り続けてほしい」と話した。
(写真:レイ作りを行ったいわきオハナの会)
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サンシャインマラソンに向けて 上位入賞者に贈られるレイ作る いわきオハナの会
