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いわき市長選 現職・内田広之氏が正式に出馬表明「防災庁の機能誘致図る」
今秋の任期満了に伴う市長選について、現職の内田広之氏(52)=平、1期=は25日、正式に2期目に向けて出馬すると表明した。同日の市議会2月定例会で、西山一美議員(政風会)の代表質問に対して明らかにした。
西山議員が代表質問にあたり、今後の展望を尋ねたところ、内田氏は「さらなる市政発展のために、引き続き2期目に向け、いわき市長選に挑戦したい」と述べた。
2期目の政策として、政府が2026(令和8)年度中に創設を目指す「防災庁」に関して、地方への出先機関設置の考えを踏まえ、いわき市に機能の誘致を図る意向を示した。
内田氏は平出身。磐城高、東北大教育学部卒。東京大大学院教育学研究科修了。文部科学省教育改革推進室長、福島大理事・事務局長などを歴任し、2021(令和3)年の市長選で初当選。
市長選を巡っては、2期務めた前職の清水敏男氏(61)=常磐関船町=が立候補に向けた準備を進めており、選挙戦は確実な情勢。
(写真:2期目への思いを語る内田氏)