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磐城農業高 今年も「福、笑い」作付け マルト、相馬屋の協力で種まきから

 磐城農業高で21日、県オリジナル水稲品種「福、笑い」の作付けに向けた種まきが行われた。作付けはいわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開するマルトと、小名浜の米問屋・相馬屋が協力した取り組みで、農業の担い手育成とコメ消費の拡大を目指し、2021(令和3)年度から続けている。
 本年度の作付けには同校園芸科作物専攻の生徒6人が挑み、マルトと相馬屋の担当者とともに播種機を使って育苗箱に種をまいていった。5月には後田町のほ場で田植えを予定しており、定期的な草刈りを通じて丹精込めて育てていく。9月の稲刈りに続いて、10月下旬にもマルトを通じ、商品開発を含めて全量販売する。昨年は1500kgの収穫があった。
 作付けに参加する園芸科作物専攻3年の吉田忠生さん(17)は実家が泉町に水田を持つ兼業農家で、将来は家業を継ぐ意思を持っており、「どのような工程で稲が育つかをしっかりと学び、将来の糧としたい。いまから秋の稲刈りが楽しみです」と力強く語った。
 (写真:機械を使って種まきをする生徒たち)

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