いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開する「マルト」(本社・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)は6日、小名浜大原のSC君ヶ塚店の改装を終え、リフレッシュオープンを果たした。
君ヶ塚店は1988(昭和63)年12月に開店し、2004(平成16)年11月にはショッピングセンター(SC)となり、地域の生活を支えてきた。
リフレッシュオープンに合わせ、限定商品を展開しているほか、サッカー・J2いわきFCの新スタジアムの整備候補地が小名浜港に決まったことを受け、「いわきFCホームスーパーマーケット」として選手・スタッフのサインが飾られているほか、チームカラーをあしらった店内デザインとしている。
6日に行われたリフレッシュオープンに伴うセレモニーには、地元の関係者と連携した店舗運営の観点から、安島社長とともに、いわきFCの運営会社・いわきスポーツクラブの大倉智代表取締役、いわき観光まちづくりビューローの若松貴司専務理事が出席した。
商品開発に協力する小名浜海星高の中沢春雄副校長と、香蔵の新妻篤代表取締役、福島牛を育てるベルファームの鈴木立樹代表取締役、常磐ものの振興に努めるアーティスト・ゴライトさんも交え、引き続き多くの人に愛されることを願ってテープカットに臨んだ。
SC君ヶ塚店の限定商品としては、小名浜花畑町の「うどん香蔵」とのコラボで4品が登場。新妻さんは2017年に久之浜町で和食処とのがみ(当時)をオープンし、22(令和4)年7月からは市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」に店舗を構えるほか、昨年8月にはうどん香蔵の事業を承継した。
うどん香蔵監修のうち、「ガツぼりうどん揚げ」(税込み215円)は、塩味の効いたスナック感覚の素揚げしたうどんで、付け合わせの黒蜜ダレとの相性も抜群。「塩麹の鶏もも天ぷら(抹茶塩添え)」(同270円)は、大きめにカットした鶏もも肉が食べ応えがあり、付属の抹茶塩で味の変化を楽しめる。
「塩麹の鶏もも天重」(同539円)は、鶏もも肉天に絡むタルタルソースで箸が進むという。「もつ焼きうどん」(同431円)は、太めのうどん端材に甘じょっぱく味付けしたもつ焼きが食欲をそそる。
営業時間は午前9時~午後11時。
(写真1枚目:リフレッシュオープンで行われたテープカット 2枚目:小名浜・うどん香蔵が監修した限定商品)