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いわき市 新たに「観光振興」特化で地域おこし協力隊員募集 24日まで

 地方に移住してその地の活性化に取り組む「地域おこし協力隊」を巡り、市は初となる「観光振興」に特化した隊員を導入する。
 従来の地区の課題に応じた募集とは異なり、小名浜の市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」や、常磐湯本町のいわき観光まちづくりビューローを拠点に、いわき市全体がフィールドとなる。
 商品開発や、台湾をはじめとするインバウンド(訪日外国人)の誘客について、地域おこし協力隊員が持つアイデアや視点を生かしていく。
 いわき市の地域おこし協力隊は遠野、三和、田人、川前の中山間地に加え、沿岸部の江名、そして本年度からJRいわき駅前の平を対象に隊員の委嘱を行っている。今年6月には川前に1人が着任し、合わせて9人が在籍している。
 観光振興をテーマとした募集にあたっては、いわき市の魅力をSNSで発信するなどの共通の活動とともに、活動拠点に合わせた二つのミッションが求められている。
 一つは、海産物の販売を手がける事業者や農産品生産者と協力した加工品、特産品などの商品開発・販路強化。漁業を中心に市特産品や観光資源への理解を深め、強み・弱みを把握したり、ら・ら・ミュウのテナントとの連携などが想定される。
 もう一つは、インバウンド誘客に向け、いわき市の魅力等の情報発信。ファムトリップ(旅行会社やメディア、インフルエンサーを対象としたツアー)への参加や、市内にあるコンテンツの掘り起こし・統計データ分析が例示されている。
 締め切りは24日(応募には要件がある)。雇用形態は市と委託を交わす個人事業主(本業に差し支えのない範囲で副業可)。任期は来年3月31日まで(最長で3年)。報酬は月額29万1600円で、委託期間中に最大で年間200万円の活動経費を設ける。
 詳しくは、市ホームページ<こちら>まで。
 (資料写真:市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」)

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