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本年度の「おでかけアリオス」始まる 19日は内郷で一般向け落語会
いわき芸術文化交流館「アリオス」は18日から、劇場を飛び出して市内の小・中学校や各種施設に向け、公演やワークショップを届ける本年度の「おでかけアリオス」が始まる。
19日には一般向けとして、内郷高坂町の市総合保健福祉センターで「おでかけアリオス落語会 春風亭柳枝 春風亭貫いち」を開催する。
おでかけアリオスは開館前年の2007(平成19)年度から始まった事業で、昨年度までに計961回を行い、延べ5万6430人が参加している。同館によると、本年度は9組のアーティストが協力し、学校での33回に加え、地域に対する公開も進めていく。
春風亭柳枝師匠は1981(昭和56)年、東京都出身。明治学院大を卒業後、春風亭正朝師匠に入門。同年11月に「正太郎」として前座になり、09年11月に二ツ目昇進。21(令和3)年3月に真打となり、「九代目春風亭柳枝」を襲名した。
二ツ目時代から数々の受賞歴を有し、テレビやラジオでも活躍し、いわきにもたびたび高座に上がっており、地元のファンも多いという。23年には国立花形演芸大賞金賞に輝いた。
春風亭貫いちさんは1994年、茨城県日立市出身。茨城大卒業後、春風亭一之輔師匠に入門し、20年2月に前座となった。昨年11月に二ツ目昇進。
開演は午前10時半。全席自由。料金は500円(高校生以下は無料、年齢制限なし)。定員50人。チケットは、アリオスチケットセンター=電話(22)5800=。当日会場で引き取りとなる。
(画像:おでかけアリオス落語会のチラシ)