市選挙管理委員会(市選管)は5日、任期満了に伴う市長選(31日告示―9月7日投開票)の概要を発表した。
前回(2021年)市長選の投票率は47・68%で、18歳と19歳が約36%、20代が約28%だった点を踏まえ、飯間香保子委員長は「市長選はいわきの未来を決める大事な選挙。主権者教育や街頭啓発活動に力を入れているが、特に若い人たちには選挙に行ってほしい」と呼びかける。
いわき市の有権者数(7月2日時点)は25万9282人(男性12万6900人・女性13万2382人)。
市選管では投票率向上に向けた各種啓発を展開しており、インターネットによる広報にも力を入れる。市ホームページなど従来の発信に加え、新たに写真共有アプリ「インスタグラム」を活用し、投票にまつわるショート動画を投稿し、市長選を身近に感じてもらう。
ポスター掲示場は596カ所。当日の投票所は135カ所で、午前7時から始まる。終了は勿来地区8カ所と、遠野、小川、三和、田人、川前、久之浜・大久の全投票所で午後6時まで、その他は午後7時まで。いずれも7月の参院選と変わらない。
期日前投票は9月1日からで、市内17カ所で受け付ける。小川地区では同3日、車両による移動期日前投票を実施する。
開票は同7日午後8時から、平下荒川の市総合体育館で。開票確定予定時刻は同10時40分。票の点検を2回行うため、前回市長選の確定より54分遅い見込み。
飯間委員長、小河原伸太郎事務局長が5日、これらの内容について、市役所記者クラブで会見した。
(写真:市長選の概要について説明する飯間委員長、小河原事務局長)
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いわき市長選 開票確定は午後10時40分予定 インスタ活用で新たな啓発も







