福島県いわき市のニュースやお悔やみ情報等をお届け

ニュース

いわき市 10月19日に「バス無料デー」実施へ 利用促進の一助に

 路線バスの利用促進を図るため、市は初の試みとして、10月19日と年度内にさらにもう1回、運賃が無料となる「バス無料デー」を実施する方針を固めた。出発地または到着地のいずれかが市内の路線バスを対象とし、まずは市民にバスに乗ってもらう機会を創出する。4日に開催した市運賃協議会を経て、市は近く国に対して申請する。
 バス無料デーを巡っては、今年2月27日と3月8日に県と県バス協会が企画。初めての取り組みとして、新常磐交通(本社・明治団地)を含む県内6事業者が参加し、合わせて460路線の運賃が無料となった。
 県生活交通課のまとめによると、2日間とも平時と比較して1・5~2倍の利用者数を記録し、経済効果は約5785万円に上ったと試算する。約1万2千台分の自家用車利用がバスに切り替えられ、環境負荷の軽減や渋滞緩和にもつながった。
 利用目的別の割合では、買い物が31・4%と最も高く、食事の19・2%、観光・レジャーの18・3%と続いた。外出先での消費額は1人平均3440円だった。こうした効果を踏まえ、市でも県に続いて、独自に行うことを決めた。
 新常磐交通の門馬誠常務取締役は「今年2月と3月の無料デーを通じ、まだまだ路線バスに潜在的な需要があると確信した。今回も潜在需要の把握とバス事業のPRのため、私たちもしっかりと協力する」と話している。
 (資料写真:新常磐交通の路線バス)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

カテゴリー

月別アーカイブ

広告バナー(常光サービス)
More forecasts: 東京 天気 10 日間

関連記事

PAGE TOP