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小名浜のら・ら・ミュウ 道の駅としてグランドオープン「地域の発展に貢献を」

 小名浜の道の駅いわき・ら・ら・ミュウは12日、グランドオープンの日を迎えた。今年1月に国土交通省から登録が認められ、改修作業を進めてきた。
 設置者は市が出資する第3セクターの市観光物産センターで、増床した1階の銘品プラザでは新たに市内の生産者と協力し、いわき市産の野菜やコメ、果物を扱っている。
 同社ではいわき市の観光拠点として、全国1230カ所の中で「日本一の道の駅」となることを目指す。道の駅は県内36カ所目、いわき市では四倉町のよつくら港に次いで2カ所目。
 12日に行われたセレモニーでは、下山田松人代表取締役社長(いわき市副市長)が「大震災やコロナ禍を乗り越え、皆さんの支えがあってきょうまで来られた。小名浜道路が開通し、いわきFCのスタジアムも予定されていることから、さらなる地域の発展に貢献していきたい」とあいさつした。
 県いわき地方振興局の根本和代局長、内田市長、坂本竜太郎衆院議員も祝辞に立ち、道の駅化による地域活性化に期待感をにじませた。
 関係者によるテープカットと看板の除幕に続き、午前10時の開店とともにさっそく大勢の人がつめかけ、先着250人に用意された記念品は5分ほどで終了する盛況ぶり。店舗ごとに割引やプレゼントの特典があり、初日から大いににぎわった。
 グランドオープンに合わせ、24時間利用可能な駐車場やトイレ、授乳設備、道路情報の発信機能を整備したほか、チャイルドチェアの配置をはじめとする子育て支援機能の充実、腹部にストーマ(人工肛門・人工ぼうこう)を造設した「オストメイト」の人に対応したトイレなどを設けた。
 21日午後1時半からは、いわき市出身の俳優・武田玲奈さんが一日駅長を務める。
 (写真:道の駅グランドオープンに合わせたテープカットと看板の除幕)

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