日本を代表するオーケストラ「NHK交響楽団(N響)」の奏者が、いわき市のさまざまな場所に出向いて演奏する「NHK交響楽団いわきアンバサダー」に、本年度は第1ヴァイオリン次席奏者の三又治彦さん、フルート奏者の梶川真歩さん、バス・トロンボーン奏者の黒金寛行さん(植田町出身)の3人が就いた。
N響は2009(平成21)年から、いわき芸術文化交流館「アリオス」で定期演奏会を実施している。
この一環で22年からレジデントシリーズと銘打ち、大使や使節を意味するアンバサダーを中心に、ホールを飛び出して、温泉旅館や水族館、魚市場など、市内のさまざまな場所で公演してきた。
22年度は三又さん、23年度は梶川さん、24年度は黒金さんが担当し、約30回で延べおよそ2千人が参加。クラシック愛好家にとどまらず、広く市民に生のオーケストラの魅力を伝えた。また奏者を通じ、いわき市の魅力を発信してもらった。
4年目の本年度は歴代アンバサダーを柱に、10月から来年2月にコンサートを予定。来年3月の「第13回NHK交響楽団いわき定期演奏会」の盛会につなげていく。
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(写真:アンバサダーの三又、梶川、黒金さん=左から、いわきアリオス提供)
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N響が街へ!本年度のいわきアンバサダー 黒金さん(植田出身)ら歴代3人






