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いわき市 インフルエンザの感染拡大 流行開始の目安超える
いわき市ではインフルエンザの感染が広がり始めた。
22日に発表された県感染症発生動向調査報告によると、13~19日に報告があった市内の1定点医療機関あたりの人数は4人。前週の0・67人から3・33人の増加となっており、今シーズン初めて流行開始の目安となる「1人」を超えた。人数ベースでは前週の6人に対し、36人に拡大した。
県内全体の1定点医療機関当たりの感染者数は3・17人(前週比2人増)で、152人(同96人増)。15日時点で流行入りした。
県感染症対策課によると、近年の傾向を踏まえると、流行入り以降、年末にかけて感染報告の増加が懸念されるといい、体調管理に留意するとともに、咳エチケットや手洗いの励行、場面に応じたマスクの着用など、基本的な感染対策を呼びかけている。
新型コロナウイルス感染症は引き続き落ち着いており、市内の1定点医療機関あたりの人数は3・11人(前週比0・78人減)。人数ベースでは28人(同7人減)だった。
県内全体の1定点医療機関当たりの感染者数は3・85人(前週比0・15人減)で、185人(同7人減)。
市では重症化リスクを踏まえ、高齢者を対象としたインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症の予防接種に対し、それぞれ助成を出している。本年度は市内150カ所の医療機関で接種可(予約方法などはそれぞれ異なる)。
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(資料写真:いわき市役所本庁舎)